この日、自衛官の奥田氏を講師にお招きして、異常天候や地震災害に備えて、平常からどのような準備と心構えをしておくべきかについてのセミナーを開催しました。
防災バックに入れる非常持ち出し品のリストアップや工夫を凝らした収納方法は大変参考になりました。また、災害のプチ体験によって想定外を実感し、突然の事態への対応法には通常の概念とは異なる思いがけない手段もあることを知りました。
WINの会員以外の方も含め予想以上のご参加があり、防災への意識が低いといわれる奈良地域への一助になれたかと思います。
「自衛隊からは、必ず助けにいきます。でも、緊急事態の道路事情で時間がかかり、すぐには助けに行けないこともあります。少なくとも、3日は自分の力で生き抜いていてください。そのためにも命綱として重要な役割をするリュックです。」という奥田氏のことばは、実際の現場を体験されたからこその重みがあり強く印象に残りました。